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国民は政府サービスを提供してもらう代償として税金を払う所得は賃料や利子からも得ることが可能である。
インフレにより、所得の購買力は低下する社会保障給付の存在により、学校給食などへの補助が行われている。
一般的に高い教育レベルを身につけると、高い所得を得ることができる賃金や給与の額は、勤労者の技能や熟練性、その仕事の重要性などに依存する。
社会的弱者の存在と救済など、社会保障制度の目的を理解する税額控除(配当控除、住宅取得控除など)や基礎控除の存在を知る。
賃金や給与、利子、配当、株式値上がり益、自営業による利益などが課税所得の対象になる(連邦所得税用紙を用いて課税所得の確認を行う)。
サブプライムローン問題と金融教育以上のように、比較的きめの細かい金融教育が行われているにもかかわらず、なぜ米国でサブプライムローン問題が起こったのかという疑問が湧いてくる。
それに対する回答は、サブプライムローンを資産の裏付けの一部とする証券化商品は巧妙に金融リスクを隠していたからである、ということになろうか。
証券化商品はさまざまなローンを束ねて証券化されており、確率論的にはリスクが小さくなる仕組みになっていた。
さらにはモノラインによる保証や金融機関相互のCDSによって、債務の履行に支障がないような仕組みにしていた。
このような仕組みの証券について、格付け会社が投資適格級の格付けを与えていた。
しかし、これではリスクは見えない。
あるいは、この仕組みを考え出した金融機関が証券化商品のリスクを表面に出さずに隠したというべきか。
いくら金融教育によってリスクに関する知識や情報を提供しても、リスクが見えないような商品が出た場合、市場では簡単にその商品を受け入れてしまう。
最大の皮肉は、住宅ローン会社や民間金融機関が信用力の低い個人に対してサブプライムローンを提供したことにあるのではないか。
金融機関は貸出のプロであるはずである。
本来ローンを提供すべきではない個人に対してローンを実施し、その結果、延滞率が上昇したことを考えれば、問題とすべきはローンを提供した金融機関の与信管理能力であろう。
つまり米国は、金融機関に対してこそ与信管理という、金融機関にとって最も根本的な金融教育を実施すべきなのかもしれない。
その意味では、金融機関に対する金融教育が不足していたのではないか。
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